◆ 県内全域で刈取り作業が進んでいます。籾の黄化状況により刈取適期を判定し、刈取り作業を進めましょう。
◆ 倒伏圃場では、作業速度をできるだけ遅くし、周囲と比べて品質が劣ることが見込まれる場合は刈分けにより品質確保に努めましょう。
◆ 日没が早まる時期なので、作業は計画的に進め、安全な農作業を心掛けましょう。

 適期刈取りの励行
今年は8月の低温日照不足により登熟が緩慢であり、圃場一筆ごとに籾の黄化状況を丁寧に確認する必要があります。刈取適期を判定しましょう。特に出穂の遅かった(8月10日以降)圃場では一株のなかでもバラツキが大きくなっていますので、籾の黄化状況を丁寧に確認して刈取適期を判定しましょう。
刈遅れは着色粒や胴割粒等の発生を増加させ品質低下につながります。圃場がぬかるんでいる場合は、地表面の排水により地耐力の向上に努めましょう。倒伏圃場あるいは倒伏した部分では、作業速度をできるだけ遅くし、丁寧に刈取りましょう。また倒伏していない部分など周囲と比べて品質が劣ることが見込まれる場合は、刈分けにより品質確保に努めましょう。

2 乾燥・調製の留意点  仕上げ水分は15.0%以下を徹底しましょう!
(1)胴割れ粒の発生防止
・1時間あたりの乾燥速度(水分低下)は0.8%以下とし、送風温度に十分に注意します。急激な乾燥や過乾燥は避けましょう。
・自然乾燥の場合、乾燥期間は2週間以内とし、乾燥が不十分な時は乾燥機で仕上げます。
(2)籾すり時の肌ずれ、脱ぷの防止
・玄米水分15.0%以下の適正水分で籾すりを行います(肌ずれ米の防止)。
・ロール間隔は、籾の厚さの約1/2(0.5~1.2mm)に調節します。
・脱ぷ率は85%を基準(80~90%)とします。
(3)ライスグレーダー粒選別
・出荷製品となる玄米は、LL(1.9mm)の篩い目を使用し、整粒歩合80%以上に仕上げます。

3 農作業安全
日没が早まる時期ですので、計画的に作業をすすめ、農作業安全を心掛けましょう。
 圃場での移動、運搬の際の転倒事故や追突事故には十分注意します。
 コンバインにワラ等が詰まった際は、必ずエンジンを止めてから作業を行いましょう。
 夕方に事故の発生が多いので、焦らず、慎重な作業を心がけましょう。
 反射材や低速車マークを取り付け、路上走行中の追突事故を防止しましょう。



印刷はこちらから→suitou-07(PDF175KB)