岩手町では、キャベツなど露地野菜のシカの食害対策に「恒久電気さく」の導入が大きな成果を上げており、8戸、72.4haのキャベツほ場に導入されています。しかし、「恒久電気さく」は設置が難しく、初めて設置する生産者は設置のノウハウがなく、指導できる人材の確保が課題となっています。

そこで、関係機関の担当者を対象に、「恒久電気さく」の設置の仕方について研修会を開催しました。支柱の打ち込みから碍子の取り付け、ワイヤーの展張など、設置までの大まかな作業をすべて体験してもらい、設置の概要を学んでもらいました。

電気さくの導入が進んだことで、野生獣による被害は今のところ抑制されています。しかし、シカの目撃は年々増える一方であり、今後も継続して対策する必要があります。その中で、現在効果を上げている「恒久電気さく」について、関係機関が共通認識を持ち、導入を支援していくことが重要と考えます。今後も八幡平農業改良普及センターでは、効果的な獣害対策を地域で推進していきます。


恒久電気さくは、高張力鋼線をワイヤーとして使うのが特徴



寒い小雨の中でも、参加者は最後まで真剣に受けていました。