5月24日奥州市江刺区において「フェストロリウム東北1号」現地検討会(岩手県農業研究センター畜産研究所主催)が開催されました。

フェストロリウムとは、ライグラスとフェスクを交雑して作られた新しい草種です。東北農業研究センター育成の東北1号は耐湿性と栄養価に優れ、通常の寒地型イネ科牧草の維持が困難な排水性が悪い圃場での生産力向上が期待されます。

周囲を田植えが終わったばかりの水田に囲まれた会場には農家、農業大学校学生、関係者20人ほどが集まり、畜産研究所と東北農業研究センターの担当者からの説明や東北1号に期待する試験圃担当農家の説明を聞きました。その後圃場に入り対照のオーチャードグラスと比べて湿地でも旺盛な東北1号の生育の様子を確認しました。

県内3箇所に試験圃が設置されており、現地普及センターが今後の利用拡大を検討しながら調査支援を行っています。


試験圃場にて東北1号の生育状況に見入る参加者



      生育旺盛な東北1号の草姿(5月11日同圃場で撮影)