技術の要約

【播種計画】
・極端な早植えは、障害不稔や登熟初期の高温による品質低下の危険性を高めるので注意する。
【育苗管理】
・適正な温度管理・水管理により健苗を育てる。
・本年は、生物農薬による消毒済み種子が広く流通するので、生物農薬の特徴を良く理解して適正な温度管理に努める。
【直播栽培(鉄コーティング湛水直播)】
・鉄粉をコーティングした後は、発熱による発芽率低下に注意する。


【小麦】
・小麦の生育は概ね平年並。3月上旬の降雪で圃場が全体にぬかるんでいるので、排水溝の補修等を行い圃場乾燥を促す。
・融雪期追肥や除草剤の茎葉散布を適期に実施するとともに、麦踏みも茎立ち前までに実施する。

【全般】
・排水対策を講じるとともに計画的に圃場準備を進め、播種・定植が遅れないように努める。
・育苗温度管理やずらし等の作業を徹底し、苗を徒長させない。苗からの病害虫持ち込みを防止するために、育苗ハウスの雑草防除を行うとともに、育苗後半の低温による品質低下に注意する。
・ハウスビニールやマルチを早めに張り、地温を高め活着を促す。露地では圃場水分が適湿になってからマルチを張る。
【露地葉菜類】
・育苗管理を徹底し、適期定植を行い、定植後はべたがけ資材で生育を促進させ、霜害等を防止する。
【雨よけほうれんそう】
・圃場の水分不足に注意。ケナガコナダニ類の防除対策を徹底する。

【全般】 ・融雪促進や排水対策を講じ、圃場準備が遅れないように努める。
【りんどう】 ・融雪を促進させるとともに、施肥が遅れないよう留意する。
【小ぎく】・挿し床の適正な温度管理・水管理を徹底し、挿し穂の過度な伸長や生育遅れに注意する。

【生育状況】 ・県下全般に花芽率は平年並だが、地域、品種によるバラツキが大きい傾向がみられる。
【りんご】 ・薬剤の準備、せん定枝の片付けなどの園地整備を早めに行い、作業が遅れないようにする。

【牧草】
・収量、品質確保のため、早春施肥を早めに行う。
・除染事業で草地更新を実施した圃場は、放射性セシウム移行を抑制するため、カリの施肥を確実に行う。


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