県北地域で栽培されている薬用作物では生育不良要因が未解明なまま、適切な対策が取られずに、減収を招いている実態があります。八幡平普及センターでは生育不良要因の解明を行い、カノコソウではトマト黄化えそウイルス、半身萎凋病が感染した種苗を繰り返し栽培し、減収している実態を明らかにしました。

この減収要因を踏まえ、今年度は無病徴種苗の選抜や田畑輪換栽培を実施した結果、病害の激減に繋がり、増産が期待されています。

この成果を受け、カノコソウのさらなる種苗健全化を図るため、一方井地区営農組合に設置した田畑輪換栽培圃場で次年度の健全種苗採種圃に定植する種苗選抜を行いました。選抜には㈱ツムラ、岩手薬草生産組合、一方井地区営農組合、岩手町、普及が参加し、全関係機関が意識統一のもと取り組んだことが今回の大きな成果となりました。薬用作物の健全種苗採種圃の設置は、全国的にも珍しく、安定生産に向けた技術的な要になることが期待されます。

 


病害株を抜き取る関係機関担当者



関係機関総出で取組みました!