赤かび病の発生を防ぐため、開花期に薬剤防除を確実に実施しましょう。なお、開花期以降、曇雨天が続く場合は、追加防除を実施しましょう。

現在の状況
1 5月14日現在、岩手県農業研究センター圃場(北上市)の小麦は出穂中であり、概ね8~10日後には開花期を迎えると予想される(表1)。

表1 小麦の生育状況(岩手県農業研究センター(北上市))



※( )は今後の気温が平年並に推移した場合の予想

防除対策
1 赤かび病菌は開花した穂に感染する。このため開花始期~開花盛期の防除が最も効果的である。
2 表2に基づき適期に薬剤防除を実施する。特に、赤かび病抵抗性「やや弱」品種(ゆきちから)では、開花期と1回目散布の7~10日後の2回防除を徹底する。
3 開花期以降、曇雨天が続く場合は、基本防除(表2の必須)に加え、1週間後に追加防除を実施する。
4 成熟する前で穂が緑色の時期は罹病穂を識別しやすいので、この時期に抜き穂を行い、赤かび粒の混入回避に努める。
5 耐性菌を生じさせないため、同一薬剤は年1回の使用とする。

表2 小麦品種別の防除適期



詳細は以下のPDFファイルでご確認ください。

H30防除速報№3(麦-1 赤かび病)

【利用上の注意】
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳 を徹底しましょう。
【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】   TEL 0197(68)4427   FAX 0197(68)4316

-ご注意-
ダウンロードPDFファイルは全てウイルスチェックを行っていますが、万一のためにダウンロード後再度ウイルスチェックを行うことをお勧めします。