1 8月5日現在、県全体で64%の水田で出穂したとみられる。地帯別の出穂割合は、北上川上流61%、北上川下流66%、東部42%、北部56%である。

2 県全体の出穂始期(10%出穂)は、平年より3日早い7月31日頃と推定される。



3 栽培管理のポイント

(1)出穂・開花期間は最も水が必要な時期なので、田面が露出しないよう湛水状態で管理する。開花終了後は間断潅がいを基本とする。

(2)東北地方の1か月予報(仙台管区気象台,8月2日発表)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が50%と予想されている。

気温が高い日が続く場合(概ね日中30℃以上、夜間23℃以上)、高温による玄米品質の低下を回避するため、積極的な水の入れ替えにより地温の低下を図る(特に夜温の低下に努める)。用水の状況から可能な場合、掛け流しを行うことも有効である。

(3)早期落水は、収量や品質低下の原因となるので避け、出穂後30~35日経過してから完全落水とする。

(4)斑点米の原因となるカスミカメムシ類の発生量は「並」の予想である。水稲の生育に合わせ、穂揃1週間後の薬剤防除を実施すること。

(5)穂いもち病は基本防除を徹底するとともに、必要に応じて追加防除を実施すること。

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