西和賀町内で栽培されるわらびには多数の系統があり、特性・品質・収量性等は様々です。わらび生産者等で組織する「西和賀わらび生産販売ネットワーク」は、普及センターの支援のもと、平成21年から系統比較試験に取り組みました。平成25年に太さ・収量・食味等に優れる2系統を選抜して増殖を開始し、平成28年にモデルほ場に植え付けました。

今年、このモデルほ場から初めて本格的に収穫できることとなった為、5ヶ所のモデルほ場の生産者に日々の収穫量を記録してもらい、収量を把握することとしました。

この結果、優良系統の平均収量は322kg/10aと高いことが分かりました(比較の為に調査した従来系統の単収は167kg/10a)。最も単収が高いほ場は500kg/10aを越えており、これには町内のわらび生産者も驚き、生産意欲が高まっています。

この優良系統は昨年からポット苗として町内の生産者に販売が開始され、今年は約14,500ポット(約2.4ha分)が販売されました。

当センターでは、今後もポット苗栽培技術確立支援、定植後の栽培管理指導等を行い、優良系統の作付面積拡大に向けた支援を行っていきます。

優良系統のわらび栽培ほ場


優良系統のポット苗