二戸地域では、雑穀の高い需要に応えるため、機械化体系の導入による生産基盤の強化を目指し、昨年度から「雑穀生産機械化体系導入実証(地域経営推進費事業)」として、機械移植技術の導入と作業に適した苗の育成に取り組んでいます。

初めて集約的な育苗に取り組んだ昨年は、播種が全て手作業であり、発芽の不揃いや苗の根鉢強度不足が発生しました。このため今年は、播種の機械化と被覆資材及び苗箱の置床方法の組合せの中から機械移植作業に適する苗作りの実証に取り組みました。

5月上旬に実施した播種作業では、水稲ポット苗及び野菜用の全工程自動播種機での播種が可能であることを確認しました。また、1ヶ月経過した苗は、育苗条件の違いにより発芽や根鉢形成の良し悪しが、ハッキリと分かれています。当センターでは、この結果を「育苗マニュアル」としてまとめる予定です。

今後は、6月中旬の機械移植作業精度を確認し、効果を検証してゆきます。


雑穀苗の根の張り出し状況を確認する実証担当農家



様々な条件で育苗し、現地に導入可能な方法を調査予定