県北部を中心にリンゴ黒星病の発生が年々増加しています。
前年多発園では、開花7~10日前に特別散布を実施しましょう。

現在の状況
1 巡回調査では、平成27年から毎年発生がみられ、発生園地率が年々高くなっている(図1)。
2 平成30年は県北部で発生が多く発生程度が高い園地がみられた(図2)。このため、県北部を中心に今年の伝染源密度は高いと考えられる。
3 岩手県内のりんごの発芽期は、県南部では平年よりも早かったが、3月下旬以降の低温の影響により生育が停滞し、現在は概ね平年並と予想される。
4 1ヶ月予報(4月11日、仙台管区気象台発表)では、向こう1ヶ月の平均気温はほぼ平年並の見込みであり、開花期は概ね平年並と予想される。向こう1ヶ月の降水量はほぼ平年並の見込みである。

防除対策
1 本病の防除には、開花直前の散布が最も重要であるため、この時期にEBI剤を散布する。
2 前年の発生園地では、開花直前のEBI剤として、本病に卓効を示すスコア顆粒水和剤を用いる。
3 前年の多発園地では、開花7~10日前にEBI剤を特別散布する。また、開花直前はEBI混合剤のスコアMZ水和剤を用いる。
4  EBI剤は、降雨直後の散布で効果が高いので、降雨日を考慮した薬剤散布を心がける。
5  散布ムラは発生助長要因となるので、散布した薬液が樹全体に到達するように十分な散布量を確保する。
6  前年の被害落葉は伝染源となるので、直ちに落葉を集めて処分する。



詳細は以下のPDFファイルでご確認ください。
H31防除速報No.1(りんご-1黒星病)

【利用上の注意】
本資料は、平成31年3月27日現在の農薬登録内容に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守、(2)飛散防止、(3)防除実績の記帳 を徹底しましょう。

【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】 TEL 0197(68)4427   FAX 0197(68)4316

-ご注意-
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