県内各農業改良普及センターでは、8月8日現在の水稲の出穂状況について一斉調査を実施しました。調査の結果及び栽培管理のポイントは以下のとおりです。

【 調査結果 】
1 8月8日現在、県全体で90%の水田で出穂したとみられる。地帯別の出穂割合は、北上川上流88%、北上川下流93%、東部79%、北部74%である。
2 県全体の出穂盛期(50%出穂)は平年より1日早い8月4日頃、終期(90%出穂)は2日早い8月8日頃と推定される。

【 栽培管理のポイント】
(1)東北地方の1か月予報(仙台管区気象台,8月8日発表)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が60%と予想されている。気温が高い日が続く場合(概ね日中30℃以上、夜間23℃以上)、高温による玄米品質の低下を回避するため、積極的な水の入れ替えにより地温の低下を図る(特に夜温の低下に努める)。
(2)斑点米の原因となるカスミカメムシ類の発生量は「やや多」の予想である。穂揃1週間後の薬剤防除を確実に実施するとともに、カメムシ増殖源となる雑草(ホタルイ類等)の多発田では、追加防除を検討する。
(3)穂いもち病は基本防除を徹底するとともに、必要に応じて追加防除を実施すること。
(4)早期落水は、収量や品質低下の原因となるので避け、出穂後30~35日経過してから完全落水とする。
(5)刈取時期に関する今後の情報に注意し、適期収穫できるよう、コンバインや乾燥調製施設の清掃・整備を行うこと。




印刷用:(別紙)令和元年度水稲出穂状況(0808現在)