今週末まで低温傾向が続きます。低温対策の徹底を!

■ 東北地方週間天気予報(517日 仙台管区気象台発表):向こう一週間、期間の前半に雨が降り、最高気温は期間の前半にかなり低い日がある見込みです。最低気温は19日にかけては平年並か平年より高いですが、その後は平年並か平年より低い見込みです。

■ 岩手県の週間天気予報では、内陸部、沿岸部ともに今週末まで低温が続くと予想されています。農作物の管理に注意し、適切な低温対策を行ってください。

水稲


移植栽培、直播栽培の水管理
■ 田植え
苗活着の最適水温は、16~30℃の範囲で高いほど促進されます。
田植え作業は寒い日や風雨の日を避け、できるだけ暖かい日を選んで行います。

■ 田植え後の水管理(図1)
ア 田植え直後の苗は、植え傷みによって吸水力が低下しています。
葉先が2~3cm水面から出る位の深水により、苗の保護に努めてください。
イ 気温が15℃以下の低温時や、風が強い日は、葉先が出る程度の深水管理としてください。
ただし、低温でも日照があり、風のない日は、日中浅水にして水温の上昇をはかります。



■ 湛水直播栽培の水管理(図2:鉄コーティング湛水直播)
ア 播種後8日目から本葉1葉期までは、落水管理を基本とします。
イ 落水後に水溜まりがなくなり、亀裂が増えてきたら、一時通水(1日湛水→落水)を行いますが、低温時の通水は苗腐病(ピシウム等)による苗立ち率の低下を招くため、一時通水は、極力日照のある暖かい日に実施します


野菜


ハウスの温度管理を徹底
 ハウス果菜類
トマトのチャック果やピーマンの黒変化など、低温による障害果発生が懸念されます。保温に努めることが大事ですが、日中の温度が確保できれば、換気を行ってハウス内を適切な湿度に保ちましょう。また、草勢に応じてかん水・追肥を実施してください。
 
■ 露地果菜類
これから定植を予定している作型では、天候が回復して気温が高くなるまで定植は控えます。また、マルチ内の地温を十分に確保してから定植してください。トンネル栽培などすでに定植している作型では、低温が続く日は保温管理を徹底しますが、日差しがある場合には必ずトンネル内の温度を確認し、高温になりすぎないよう換気を行います。

畜産


飼料用とうもろこしの霜害対策
とうもろこしの播種は平均気温が10℃以上になってから行います。
降霜があった場合は、被害株の再生の可否を早急に判断する必要があります。目安として2~3葉期に霜に当たった場合、播種時の覆土が2cmより浅いと枯死し、深ければ再生します。株の状態を良く観察してください。
再生の可能性が低いと判断される場合は直ちに播き直しを行います。播き直す場合は収穫期に確実に登熟するように、前に播種した品種よりも相対熟度が小さい品種を選びます。

 

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