カスミカメムシ類の多発が予想されます。穂揃期1週間後の薬剤防除を徹底しましょう。

1 対象作物、病害虫     :水稲、斑点米カメムシ類
2 対象地域          :県下全域
3 発生時期(加害時期) :並
4 発生量                :多
5 予報の根拠
(1)水稲の出穂期は、全県で平年より2日程度早まる見込み(表1)。
(2) 7月18~24日に実施した水田畦畔におけるすくい取り調査(74圃場)では、発生圃場率は52.7%と広範囲で発生が確認され、過去10年間で2番目に高い(図1)。
(3)加害種別では、アカヒゲホソミドリカスミカメは過去10年間で2番目に高く、アカスジカスミカメは平年並である。
(4)イネ科主体の牧草地では、7月中旬以降カスミカメムシ類が増加傾向である。特に幼虫の増加が著しい(図2)。
(5)向こう1ヶ月の気温は高いと予報されているため、斑点米カメムシ類の水田内への侵入や加害が活発になる可能性が高い。

6 防除対策
(1)薬剤による防除は、転作牧草地や雑草地に隣接したところを中心に行い、カメムシ類の生息する畦畔にも散布する。
(2)粉剤、液剤による薬剤防除の適期は、水稲の穂揃期1週間後である。本年は水稲の出穂期が早まる見込みのため、表1を参考に適期防除に努める。


(3)以下のような場合は斑点米の発生が多くなるので、穂揃期1週間後および穂揃期2週間後の2回防除を実施する。なお、穂揃期1週間後にアルバリン剤、スタークル剤を使用した場合、2回目の防除は穂揃期3週間後に実施する。
ア 水田付近に出穂開花中のイネ科植物(特にイタリアンライグラス)を含んだ牧草地等がある場合。
イ 本田内にノビエ、イヌホタルイ、シズイなどが多発している場合。
ウ 例年割れ籾が多い圃場の場合。
(4)地域一斉に防除すると効果が高い。地域の穂揃期の幅が7日以内の場合、半数の圃場が穂揃期に達した時期の約7日後に一斉防除を実施する。

7 留意事項
(1)養蜂活動が行われている地域で殺虫剤を散布する場合は、養蜂家等への防除計画の事前周知に努めるなど、ミツバチの危害防止対策を徹底する。
(2)薬剤散布の際は、農薬使用基準を遵守し、周辺への飛散防止に努める。



詳細は以下のPDFファイルでご確認ください。

H29注意報2号(斑点米カメムシ類)

【利用上の注意】
本資料に掲載した農薬は、平成29年7月19日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳 を徹底しましょう。

【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】   TEL 0197(68)4427   FAX 0197(68)4316

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