リンゴ褐斑病の早期発生が広くみられています。
既発生園や前年多発園では、速やかに特別散布を実施しましょう。

1 対象作物、病害虫   :りんご、褐斑病

2 対象地域      :県下全域

3 発生時期(加害時期)        :-

4 発生量               :多

5 予報の根拠

(1)7月後半の巡回調査では、発生園地率は29.0%(平年1.3%)、発生程度の高い園地率は9.7%(平年0.6%)で、発生園地率・程度ともにいずれも過去10年で最も高い。(図1)。早期発生を確認した園地は、いずれも前年秋期に褐斑病の発生が確認されている。

(2)地域別発病園地率は、県中部(33.3%、平年1.3%)および県南部(36.4%、平年1.8%)で高い(図2)。

(3)基準圃場(北上市成田、ふじ、無防除)では、平年より早い6月第1半旬(平年は6月第3半旬)に初発を確認するとともに、発病葉率は7月第1半旬以降に急増し、以後、平年よりかなり高く推移している(図3)。

(4)早期発生が複数の園地でみられた地域では、秋期になると広域的に発生する傾向にある。
(平成29年度病害虫防除技術情報No.29-1「リンゴ褐斑病の多発要因の解析と発生予察法の改善」)

(5)なお、前年秋期の発生園地率が高かったことから、園地内の伝染源密度は高いと考えられる。





6 防除対策

(1)本病の発生が確認された場合は、速やかにトップジンM水和剤またはベンレート水和剤を特別散布する。

(2)前年多発園(前年秋期に黄変落葉が目立った園地)で、本年、これまでに本病を対象とした特別散布を実施していない園地では、発生の有無にかかわらず、速やかに特別散布を実施する。

(3)定期的に園地をよく観察する。黄変葉や褐色の病斑葉が確認されたら、付近の葉を含めて観察する。本病であれば、病斑や病斑付近の緑色の部分に黒色虫糞状の粒々(分生子層)が必ず観察される(図4)。

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R1注意報3号(りんご褐斑病)

【利用上の注意】
~農薬危害防止運動実施中(6/1~8/31)~

本資料は、令和元年7月24日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳 を徹底しましょう。

【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】 TEL 0197(68)4427   FAX 0197(68)4316

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