ネギハモグリバエ、ネギアザミウマが全県的に多発しています。
圃場をよく観察し、直ちに防除しましょう。


1 対象作物、病害虫  :ねぎ、ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ
2 対象地域      :県下全域
3 発生時期(感染時期) :-
4 発生量        :多
5 予報の根拠
(1)ネギハモグリバエは、6月下旬の巡回調査では過去10年間で最も発生圃場率が高く、被害程度も平年よりも高
  かった(図1、2)。
(2)ネギアザミウマは、6月下旬の巡回調査で発生圃場率・被害程度ともに平年よりも高かった(図3、4)。
(3)向こう1か月(6/20~7/19)の気温は高い予報であり、ネギハモグリバエ、ネギアザミウマともに発生の助長が
  懸念される条件である。



6 被害の特徴
【ネギハモグリバエ】
(1)幼虫が葉肉内に侵入後、移動しながら食害し、葉に白いすじ状の食害痕が生じる。
(2)多発すると葉の大部分が真っ白になり、生育が著しく妨げられる(図5)。
【ネギアザミウマ】
(1)吸汁により白いかすり状の斑紋を生じる(図6)。
(2)多発すると株全体が白っぽくなり、放置すると下位葉や中位葉が枯死する。



7 防除対策 
【共通事項】
(1)圃場をよく観察し、被害の早期発見に努める。
(2)茎葉散布は散布ムラが生じないように畝の両側から丁寧に行う。
(3)発生源となる被害残渣や雑草等を圃場から持ち出して処分する。
【ネギハモグリバエ】
(1)下表を参考に、ネギハモグリバエに適用のある薬剤で防除する。
(2)昨年秋期に発生が多かった圃場で多発する傾向があるので、注意が必要である。
(3)ネギアザミウマの食害も見られる場合、ディアナSCやファインセーブフロアブル、リーフガード顆粒水和剤
  等、ネギアザミウマにも適用のある薬剤(下表)を選択する。
【ネギアザミウマ】
(1)発生が目立つ場合、ディアナSCやハチハチ乳剤、ファインセーブフロアブル等で防除する。
(2)高温条件下では世代の経過が早いため(25℃では16~17日程度で1世代経過)、散布間隔が空かないように
  散布する。
(3)薬剤抵抗性の発達を防ぐため、下表を参考に、系統の異なる薬剤でローテーション散布を行う。



印刷用には以下のPDFファイルをご利用ください

R2注意報3号(ねぎネギハモグリバエ、ネギアザミウマ)


【利用上の注意】
☆ 農薬危害防止運動実施中(6/1~8/31)☆
本資料は、令和2年6月18日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・ 農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・ 農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守 (2)飛散防止 (3)防除実績の記帳 を徹底しましょう。
【情報のお問合せは病害虫防除所まで】   TEL 0197(68)4427   FAX 0197(68)4316

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