曇雨天が続き、いもち病の発生が認められています。
上位葉での発病が見られているため、早期発見、早期防除に努めましょう。


1 対象作物、病害虫:イネ、いもち病(穂いもち)
2 対象地域    :県南部
3 発生時期    :早
4 発生量     :やや多

5 予報の根拠
(1)基準圃場(北上市成田、接種)では、7月第2半旬に発病が確認され、第3半旬にかけて病斑数が急増した
 (図1)。
(2)7月14~16日の巡回調査で、県中南部の複数ヵ所で葉いもちの発生が確認されている(図2)。
(3)特に、葉色の濃い圃場で発病が確認され、一部では、上位葉に急性型病斑が見られたほか、周辺圃場での発病も
 確認されている(図3)。
(4)BLASTAM(アメダスデータを用いた葉いもち感染予測システム)では、6月12日から全県的に感染好適条
 件が複数回出現しており、感染が繰り返されていると考えられる(表1)。
(5)7月16日発表の東北地方1か月予報によると、降水量はほぼ平年並、日照時間は少ないと予想されており、本病
 の発生に好適な条件が継続し、穂いもちの重要な伝染源となる上位葉でのまん延が懸念される。





6 防除対策
(1)上位葉(止葉、次葉、第3葉)に葉いもちの発生が見られるところでは、直ちに茎葉散布を行う。
(2)穂いもち防除
  ア 予防粒剤で行う場合
   ・穂いもち予防粒剤の施用前に圃場をよく観察し、葉いもちの発生が確認された場合は、予防粒剤だけでは効果
    が劣るので、茎葉散布を実施してから粒剤を施用する。
   ・穂いもち予防粒剤を施用する場合は、防除時期を失しないように施用する。

  イ 茎葉散布で行う場合
   ・「出穂直前」、「穂揃期」の2回を基本とする。
(3)予防粒剤や茎葉散布による防除に加えて、次のような場合には、穂揃い1週間後に茎葉散布による防除を実施す
   る。 
  ・葉いもちの発生が多い場合。特に上位葉の発生が目立つ場合。
  ・穂ばらみ期以降の低温や出穂期以降に降雨が連続するなど天候が不順な場合。

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R2注意報6号(水稲穂いもち)


☆農薬危害防止運動実施中(6/1~8/31)☆
【利用上の注意】
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳 を徹底しましょう。
【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】   TEL 0197(68)4427   FAX 0197(68)4316

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