カスミカメムシ類の多発が予想されます。
穂揃期1週間後の薬剤防除を徹底しましょう。


1 対象作物、病害虫   :水稲、斑点米カメムシ類
2 対象地域       :県下全域
3 発生時期(加害時期) :並
4 発生量        :多

5 予報の根拠
(1)水稲の出穂期は、平年並の見込み。
(2)基準圃場(北上市成田、イタリアンライグラス)では、7月第5半旬にアカスジカスミカメ成虫のすくい取り
 頭数が増加した(図1)。
(3) 7月14~22日に実施した水田畦畔におけるすくい取り調査(74圃場)では、発生圃場率は52.7%(平年
 39.5%)で、平年より高い(図2)。
(4)また、1地点当たりの虫数は、9.3頭(平年7.5頭)で平年より多く(図2)、特にイネ科雑草が出穂している
 畦畔では、アカスジカスミカメ成幼虫がすくい取られている。
(5)8月の気温は平年並か高いと予報されており、斑点米カメムシ類の水田内への侵入や加害が活発になる可能性
 が高い。



6 防除対策
(1)薬剤による防除は、転作牧草地や雑草地に隣接したところを中心に行い、カメムシ類の生息する畦畔にも散布
 する。
(2)粉剤、液剤による薬剤防除の適期は、水稲の穂揃期1週間後である。本年の水稲の出穂期は平年並の見込みの
 ため、表1を参考に適期防除に努める。




(3)以下のような場合は斑点米の発生が多くなるので、穂揃期1週間後および穂揃期2週間後の2回防除を実施
 する。
なお、穂揃期1週間後にジノテフラン剤(アルバリン、スタークル剤)を使用した場合、2回目の防除は
 穂揃期3週間後に実施する。
  ア 水田付近に出穂開花中のイネ科植物(特にイタリアンライグラス)を含んだ牧草地等がある場合。
  イ 本田内にノビエ、イヌホタルイ、シズイなどが多発している場合。
  ウ 例年割れ籾が多い圃場の場合。

(4)地域一斉に防除すると効果が高い。地域の穂揃期の幅が7日以内の場合、半数の圃場が穂揃期に達した時期の
 約7日後に一斉防除を実施する。
(5)出穂期以降に畦畔の草刈りを行う場合は、本田の薬剤散布後おおむね1週間以内に実施する。

7 留意事項
(1)養蜂活動が行われている地域で殺虫剤を散布する場合は、養蜂家等への防除計画の事前周知に努めるなど、
 ミツバチの危害防止対策を徹底する。
(2)薬剤散布の際は、農薬使用基準を遵守し、周辺への飛散防止に努める。

印刷用には以下のPDFファイルをご利用ください。

R2注意報8号(水稲・斑点米カメムシ類)


~農薬危害防止運動実施中(6/1~8/31)~
【利用上の注意】
本資料に掲載した農薬は、令和2年7月14日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳 を徹底しましょう。

【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】   TEL 0197(68)4427   FAX 0197(68)4316

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