Ⅰ 情報の要点
1 水 稲
◎いもち病の発生は並の予報ですが、気象条件により急激にまん延するので、今後の情報に注意し、圃場の観察と早期防除を最重点に万全の対策をとりましょう。
◎紋枯病の発生がやや多の予報です。近年、多発傾向ですので、前年発生が多かった圃場では防除を実施しましょう。
◎斑点米カメムシ類(第1世代)の発生は並の予報ですが、カメムシ類の増殖を防ぐため、畦畔、水田周辺の牧草地、雑草地、農道などでは、イネ科植物が出穂しないような管理を徹底しましょう。また、本田内雑草も発生源となるので、本田内の除草も徹底しましょう。

2 りんご
◎褐斑病の発生がやや多の予報です。前年多発園では、本病に効果の高い薬剤により防除を徹底しましょう。
◎黒星病の発生がやや多(平年少発生)の予報です。本年は多発している園地も見られますので、発生状況の把握に努めるとともに、発生が確認された場合には罹病葉・果実は摘み取り処分しましょう。
◎ハダニ類の発生が多~やや多の予報です。主幹近くの新梢葉(普通樹では主幹や主枝の徒長枝葉)をよく観察し、要防除水準に達した場合は直ちに防除を実施しましょう。
◎果樹カメムシ類の発生がやや多の予報です。園地への飛来状況に注意し、大量の飛来が確認された場合は、効果の高い薬剤により速やかに防除を実施しましょう。

3 野菜・花き
◎きゅうりでは、褐斑病、炭疽病の発生がやや多の予報です。予防散布を徹底するとともに、疑わしい病斑が見られたら摘葉を行い、まん延防止に努めましょう。
◎キャベツでは、コナガの発生がやや多の予報です。圃場内をよく観察し、発生状況に応じて防除を実施しましょう。
◎ねぎでは、べと病の発生がやや多の予報です。降雨が続くと発生が助長されるので、定期的に防除を実施しましょう。
また、ネギアザミウマの発生がやや多の予報です。発生が目立つ圃場では、効果の高い薬剤を散布し、密度低下を図りましょう。
◎りんどうでは、ハダニ類の発生は並の予報ですが、多発してからでは防除が困難となるので、発生状況を観察し、発生初期に防除を実施しましょう。

Ⅱ 農薬の安全・適正使用
1 岩手県では、6月1日から8月31日までを農薬危害防止運動月間と定め、農薬の使用や販売に関する正しい知識の普及・啓発をはじめとする各種の取り組みを実施しています。
2 農薬の使用にあたっては、他作物や周辺環境に影響が及ばないように十分配慮し、対策を講じましょう。特に、養蜂活動が行われている地域で水稲、大豆、りんごなどの作物に一斉に農薬を散布する場合は、養蜂家に散布時期を周知するなど、ミツバチの危害防止に努めましょう。

詳細は以下のPDFファイルでご確認ください。

H30予察情報第4号(全文)

H30予察情報第4号(水稲)

H30予察情報第4号(りんご)

H30予察情報第4号(きゅうり)

H30予察情報第4号(キャベツ)

H30予察情報第4号(ねぎ)

H30予察情報第4号(りんどう)

【利用上の注意】
本資料に掲載した農薬は、平成30年6月13日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳を徹底しましょう。

【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】 TEL 0197(68)4427  FAX 0197(68)4316

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