水田畦畔では、斑点米カメムシ類が平年並に発生しています。
穂揃期1週間後の薬剤防除を徹底しましょう。


現在の状況
1 水稲の出穂期は、全県でほぼ平年並の見込み(表1)。
2 7月下旬に実施した水田畦畔におけるすくい取り調査(74圃場)では、斑点米カメムシ類の発生圃場率は平年並であった(図1)。
3 7月下旬の巡回調査(148圃場)で、本虫の増殖源となる本田内のイヌホタルイ発生圃場率は平年より高く、特に県中南部では程度が高い(図2、3)。

防除対策

1 薬剤による防除は、転作牧草地や雑草地に隣接したところを中心に行い、カメムシ類の生息する畦畔にも散布する。

2 粉剤、液剤による薬剤防除の適期は、水稲の穂揃期1週間後である。表1(地域別、品種別の出穂期予測)を参考に適期防除に努める。

3 次のような場合、斑点米の発生が多くなるので、穂揃期1週間後および穂揃期2週間後の2回防除を実施する。なお、穂揃期1週間後にアルバリン剤、スタークル剤を使用した場合、2回目の防除は穂揃期3週間後に実施する。

ア 水田付近に出穂開花中のイネ科植物(特にイタリアンライグラス)を含んだ牧草地等がある場合。

イ 本田内にノビエ、イヌホタルイ、シズイなどが多発している場合。

ウ 例年割れ籾が多い圃場の場合。

4 地域一斉に防除すると効果が高い。地域の穂揃期の幅が7日以内の場合、半数の圃場が穂揃期に達した時期の約7日後に一斉防除を実施する。

5 水稲出穂期以降に畦畔の草刈りを行う場合は、穂揃期1週間後の薬剤散布後おおむね1週間以内(残効期間内)に行う。

 

表1 地域別、品種別の出穂期予測





印刷用には、以下のPDFファイルをご利用下さい。

R1防除速報No.9水稲編5(斑点米カメムシ類)

 

 

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