褐斑病の多発が予想されます。
既発生園や前年多発園では、速やかに特別散布を実施しましょう。


現在の状況
1 8月後半の巡回調査では、発生園地率は35.5%(平年6.5%)、発生程度が高い園地は19.4%(平年1.6%)で、発生園地率・程度ともにいずれも過去10年で最も高い(図1)。
2 本病が8月から早期にみられる年には、秋期に広域で多発する傾向にある(図2)。



防除対策
令和元年度病害虫発生予察情報注意報第3号(令和元年7月25日発表)」に基づき、以下の防除対策を講じる。

1 本病の発生が確認された園地や前年多発園(前年秋期に黄変落葉が目立った園地)で、これまでに特別散布を実施していない園地では、速やかにトップジンM水和剤またはベンレート水和剤を特別散布する。特別散布は、散布時期が早いほど防除効果が高い。
2 これまでに特別散布を実施した場合でも、園地をよく観察し、本病の発病増加がみられた場合には、再度、特別散布を行う。
3 定期的に園地をよく観察する。黄変葉や褐色の病斑葉が確認されたら、付近の葉を含めて観察する。本病であれば、病斑や病斑付近の緑色の部分に黒色虫糞状の粒々(分生子層)が必ず観察される(図3)。



印刷用には、以下のPDFファイルをご利用下さい。

R1 防除速報№11(りんご-3褐斑病)

【利用上の注意】
本資料は、令和元年8月28日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳を徹底しましょう。
【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】   TEL 0197(68)4427   FAX 0197(68)4316
☆病害虫防除に関する情報は、いわてアグリベンチャーネット
(https://i-agri.net/Index/gate003)からご覧いただけます。