りんご黒星病の発生園地率が高く、果実での発病も確認されています。
園地を見回り、発病葉や発病果は摘み取り処分しましょう。


現在の状況
6月後半の巡回調査では、新梢葉の発生園地率は19.4%(平年2.6%)、果実の発生園地率は16.1%(平年0.3%)であり平年より高く、地域別では県北部及び県中部で高くなっている(図1)。




防除対策
1 園地をよく見回り、発病葉(写真1、2、3)や発病果(写真4)は見つけ次第、速やかに摘み取り、土中に埋め
 るなど適正に処分する。
(1)樹列の端や枝葉が混み合っている部位など、薬液のかかりにくい箇所で多発している場合がある。
(2)開花始頃までの感染が多い場合、果そう葉の葉裏や幼果での発病が多くなる(写真1、4)。
(3)落花期以降の感染(二次伝染)が多い場合、新梢葉(主に葉表)の病斑が多くなる(写真2、3)。
2 薬剤防除は、他病害との同時防除を兼ねて、本病に効果のある予防剤を定期的に散布する。
(1)散布ムラがないように十分量を丁寧に薬剤散布する。
(2)降雨が予想される場合は、降雨前に防除を実施する。
(3)苗木など未結果樹での発生にも注意し、成木と同様に防除を実施する。
(4)落花10日後以降のEBI剤の散布は、耐性菌が発現する恐れがあるので行わない。
3 その他
(1)8月以降も新梢上位葉での発病が続く場合、翌年の発生リスクが高まるので注意する。
(2)農薬を散布する際は使用時期(収穫前日数)などの農薬使用基準を遵守するとともに、散布対象以外の品種に飛
  散しないよう十分注意する。



印刷用には以下のPDFファイルをご利用ください。

R2防除速報No6(りんご-3黒星病)


☆農薬危害防止運動実施中(6/1~8/31)☆
【利用上の注意】
・本資料に掲載した農薬は、令和2年6月18日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際には、(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳 を徹底しましょう。
【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】   TEL 0197(68)4427   FAX 0197(68)4316

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