3月19日に自園自醸ワインぶどう栽培研究会の総会が開催されました。本研究会は、「自園自醸ワイン紫波」へぶどうを出荷する紫波町の生産者により構成される組織で、ワイン用ぶどうの栽培技術の向上を目指した活動を行っています。


 ワインの品質は、原料ぶどうの品質に大きく作用され、特に糖度を確保することが重要です。紫波町における糖度の変動要因を解明するため、普及センターでは、研究会からの依頼により、過去14年間の糖度と気象との関連性を解析しました。その結果、樹勢が強くなりやすい気象条件で、糖度が低くなる傾向が見られたことから、適正な樹勢の維持が重要と考えられました。


 本総会で普及センターは、この解析結果に加え、白ワイン用の有望品種である「モンドブリエ」の特性を説明しました。本品種に対する会員の関心は高く、栽培特性に関する質問が複数寄せられました。


 今後も普及センターは、研究会の課題解決へ向けた支援を継続していきます。


 天候にも恵まれ、今年度は加工最高の出荷量!(写真は赤ワイン用の主力品種「メルロー」)


総会で次年度事業計画等を検討


文:盛岡農業改良普及センター