質問内容:
毎年稲こうじ病が発生しているのですが、防除方法を教えてください。

回答:
稲こうじ病は、前年に発生した圃場で発生しやすく、特に穂ばらみ期〜出穂期に雨天が続くと多発します。また、多肥栽培は発病を助長します。
防除対策には、「薬剤防除」と「耕種的対策」がありますが、例年発生が見られる場合は「薬剤防除」が基本となります。散布適期がありますので、水稲の生育状況を良く確認することが大切です。
「薬剤防除」は、出穂20〜10日前に銅剤及び銅剤が含まれる混合剤を散布すると高い効果が得られます。
この時期以外の散布は効果が期待できませんので、幼穂を確認するなどして、防除時期が遅くならないように注意してください。
次に、「耕種的対策」は、以下の点に気をつけてください。
・施肥基準を守り、窒素の多施用を避ける。
・転換初年目や野菜作後の圃場では減肥する。
・基本的には追肥を行わない。
上記の防除対策を講じても発生した場合、玄米の汚染防止対策にも留意下さい。
・稲こうじ粒を可能な限り混入さない(除去)。
・収穫・乾燥・調製作業は、稲こうじ粒の発生があるほ場とないほ場を分けて行う。なお、調製時に肌ずれが発生すると玄米の汚損を助長するので注意して下さい。