令和元年6月3日に、奥州市江刺区で「IoT活用勉強会」を開催し、自分でIoT機器を組み立てて環境モニタリングを行う2つの事例を学ぶ機会としました。
農業生産者、農業大学校や農業高校の教員、農業普及員、研究員を対象に呼びかけたところ、全県から40人近い参加を得ました。

一つ目の事例は、多くの水稲育苗ハウスを運用する法人が、遠隔で温度監視を行えるようにしたことで、管理労力を大幅に軽減したものです。
ごく安価で汎用的に使える機材を用いて効果を上げており、適切で最小限の技術の投入で課題を解決した事例です。

二つ目の事例は、組立型の市販の機器・サービスを使って区内8箇所のハウストマトでの気温・湿度・CO2濃度などを計測し、作物の生育経過と併せ地点間での比較検討を行うことで収量・品質の高位平準化を狙うものです。
将来は計測・解析から環境制御に発展させることを前提とした機種選定を行っていました。

多くの参加者から熱心に質問が出され、早速取り組みたいとの発言もあり、導入拡大が期待されます。
今後もこのような会を開催し、スマート農業を推進していきます。

事例1 安価で簡易に組み立て可能な温度測定システムについて、東北農業研究センターからの説明

事例2 ハウス内に設置した環境モニタリングシステムについて説明