東北有数のなす産地であるJAいわて平泉なす生産部会では、なすの果実に発生し、秋の減収要因となっている「小陥没症」の原因と対策を学ぶ研修会を12月20日に開催し、48名が参加しました。

講師に、岩手県農業研究センター病理昆虫研究室の岩舘主査専門研究員を招き、現地や農業研究センターでの試験を通じて得られたデータから、より具体的な発生のメカニズムや防除対策などの説明をいただきました。

これまで「小陥没症」は、原因不明で、一度発生すると果実は規格外となり廃棄しなければなりませんでした。

現在では、岩手県農業研究センター等の協力により、葉の病気が原因と考えられ、効果のある薬剤の農薬登録拡大試験が行われており、参加者からは、「薬剤の登録はいつ頃になるのか?」など、登録拡大への期待が寄せられました。

今後は、薬剤が登録になり、防除体系が組み立てられ、小陥没症の発生が抑えられれば、産地のさらなる出荷量の確保が期待されます。

              小陥没症で廃棄されたなすと小陥没症(右下)

               講師の説明を熱心に聞く参加者

(文:一関農業改良普及センター)