関係機関で構成する花巻市農業振興対策本部では、平成30年10月12日に、地域経営推進費を活用して、花巻市の和牛繁殖農家で石灰塗布実証を行いました。

この実証は、子牛が下痢や肺炎にかかることを予防するために、牛舎にこびりついた汚れを落として、病原となる細菌やウイルスを石灰乳で封じ込め、コクシジウムなどに接触するリスクを低くすることが目的です。

今回は、水に溶かしても発熱しにくいドロマイト石灰を、岩手県県南地域衛生推進協議会が所有する石灰塗布機で塗布しました。作業は2人で、約66㎡の床と壁に、ドロマイト石灰1袋(20kg)の塗布を10分で行うことができました。

塗布後、牛舎は真っ白になり明るくなりました。実証農家からは、「これから寒くなる季節なので、衛生的な牛舎で下痢予防になればいい。」と効果を期待しています。

普及センターでは、実証前後の疾病状況をまとめて、地域へ情報提供していきます。

塗布機への石灰投入の様子。


石灰塗布後の真っ白になった牛舎。