一社)岩手県農業公社(以下「公社」)では、農家の労力負担軽減のため自給飼料生産の作業受託を行っており、5月28日より金ケ崎町を皮切りに今年の1番草の収穫が始まりました。


公社では、昨年度から当普及センターとの連携の下、品質向上のためセミダイレクト方式による牧草収穫作業体系を導入しています。セミダイレクト方式とは、刈取り後の反転作業を省略し、放置による予乾を取り入れた作業体系です。
昨年度の調査から、通常の反転による予乾体系と比較して、高い作業効率で良好な発酵品質の牧草サイレージを生産できることが分かり、利用した農家からは「牛の食いつきが良い」「乳成分が改善した」と高評価を得ています。

今年度は、更なる改善に向けて、天候に応じた予乾方法での収穫について助言しました。作業当日は晴天に恵まれ、高品質な牧草サイレージとなることが期待されます。

普及センターでは、今後も農家の生産性向上に向けてコントラクター組織への支援を続けていきます。


セミダイレクト方式による牧草収穫作業風景 ▲セミダイレクト方式による牧草収穫作業風景▲細断型ロールベーラによる梱包密封の様子▲細断型ロールベーラによる梱包密封の様子


文:奥州農業改良普及センター